【洗濯槽のカビは危険】洗濯槽クリーナー使い方と種類の解説
洗濯槽の汚れは表からだとみえませんが、
解体するとひどいカビがついてる事もあるそうです。
ご家庭の洗濯機は大丈夫ですか?
カビは喘息や湿疹の原因になる事もあります。
今回は、汚れの取りづらい洗濯槽の裏側をキレイにする、
洗濯槽クリーナーの話です。
クリーナーを使用した方が良い理由
ニオイや汚れ落ちが悪くなる前に
洗濯槽を洗濯せず使い続けると、
ニオイがする事があります。
原因は洗濯槽の裏についたカビ・水アカによるもので、
ニオイが出るころには汚れが酷くなっている事があります。
更にひどくなると
衣類が黒ずみ始めることもあります。
カビは咳や湿疹アレルギーの元
カビはほっておくと、咳や湿疹の原因になります。
せっかく洗った衣類も洗濯槽が汚いために
カビが付着していたらショックですね。
洗濯槽も長らく汚れをほっておくと、
業者に頼んでも取れなくなることもあるそうです。
2月に一度洗濯槽をキレイにしよう
上記でも書きましたが、ニオイや汚れ移りが出始めてからだと、
かなりのカビが発生しているはずです。
ペースとしては2月に1度程のペースで
洗濯槽クリーナーで掃除をするようにしましょう。
塩素系クリーナーは除菌力が高いため、
酸素系クリーナーよりは使用頻度を落としてもよいと思います。
種類・使い方・ポイント解説
洗濯槽クリーナーも種類がある
酸素系クリーナー
安全性が高く頻繁に使用するならオススメなのが、
酸素系クリーナーです。
主成分は過酸化水素と炭酸ナトリウムとなります。
過酸化水素(H2O2)は酸素を出す過程で汚れを分解します。
炭酸ナトリウムはアルカリ性の物質となり、
脂肪を分解する特徴があります。
使い方の特徴として、
40度以上のお湯を使用すると本来の効果を発揮します。
塩素系より付着した汚れの分解に強い特徴があります。
塩素系クリーナー
塩素系クリーナーの主成分は
次亜塩素酸ナトリウムになります。
強力なアルカリ性で、
カビや雑菌を強力に除去します。
漬け置きが必要ない製品が多いのが特徴です。
酸素系と違いお湯にする必要はなく、
ドラム式でも使いやすいです。
強力な反面、肌には余りよくないので注意が必要です。
ワセリン汚れ
洗濯槽クリーナーでも落ちづらい汚れがあります。
小さなお子様がいる家庭だとワセリン汚れに、
悩んでいる家庭も多いのではないでしょうか?
子供の保湿剤としてワセリンは良く使用されますが、
使うたびに洗濯の汚れ落ちが悪くなることがあります。
洗濯槽クリーナーでも変わらない場合、
専用のワセリンクリーナーが販売されています。
少し値段は高いですが、
年に1度程でも使う価値はあるかもしれません。
洗濯槽クリーナー使い方ポイント
酸素系はお湯を投入する
40度くらいのお湯を満水位までいれましょう。
お湯を使う事で洗浄力は上がります。
ドラム式だと難しいのが難点ですね。
残り湯を使うとお湯代も浮くので一石二鳥に思えますが、
使用した湯舟湯は皮脂汚れも入っています。
しっかり汚れを落としたい時は、
新しくお湯を出した方がよさそうです。
つけ置きタイプのクリーナーは軽く最初に回す
つけ置きタイプのクリーナーは洗濯槽を2~3分、
最初に回しましょう。
満遍なくクリーナーが広がりキレイになります。
意外なものがクリーナー変わりに
重曹
料理にも使われる重曹ですが、
洗濯槽の洗浄にも使えます。
重曹のアルカリ成分と発砲性により、
汚れを分解・消臭することができます。
使い方が酸素系クリーナー同様、
洗濯槽にお湯を入れて150gの重曹を入れます。
その後6時間程放置すれば終了です。
重曹は水だと溶けにくいので、
場合によっては粉残りします。
お湯を使い、つけ置き時間をしっかり取るようにしましょう。
キッチンハイターは槽洗浄に使える
衣料用漂白剤の「ハイター」
台所用漂白剤「キッチンハイター」
槽洗浄に向いているのはどちらかわかりますか?
実はキッチンハイターが向いています。
次亜塩素酸ナトリウムに洗浄成分が入っているのが
キッチンハイターです。
ご家庭に洗濯槽クリーナーがなく、
槽洗浄したい時は使ってみましょう。
クリーナー使用時やその他注意点
衣類は一緒に洗わない
当然ですが、
洗濯槽クリーナー槽をキレイにするクリーナーです。
槽洗浄時の汚れが付着する可能性があります。
混ぜてはいけない
特に塩素系クリーナーですが、
混ぜないように注意しましょう。
危険なガスが発生する恐れがあります。
洗濯機フタはあけておく
洗濯機のフタは開けておくようにしましょう。
カビは湿度が高い環境を好みます。
カビの発生を少しでも抑えることができます。
マトメ
洗濯槽クリーナーは
定期的に使用することでカビを防ぐことができます。
皮膚が心配な方は酸素系クリーナー、
細菌やカビが心配な方は塩素系クリーナーを使用して、
洗濯槽を清潔に保ちましょう。
2月に1度程洗浄すれば、汚れの付着を防げるはずです。
洗濯槽をキレイにして、
すっきりした衣類で過ごしましょう。