【布団打ち直しとは?】値段や期間 打ち直しできる布団を解説
布団は毎日使うものだけど、
お手入れや頻繁に買うことが難しいしいものになります。
布団は一部を除き、
打ち直しという方法で中綿を取り出し洗い、
側生地を交換することで新品同様にすることができます。
- 中綿がへこんで温くならない
- ふとんの重量が上がった気がする
- 中綿がしめっている
- 匂いが取れない
- 側生地がやぶけて中綿が出ている
等々、思い始めたら
打ち直しを検討する時期だと思います。
下記に、打ち直しについて詳しくまとめました。
打ち直しとはなんだろう?
打ち直しはリフォーム
布団の打ち直しとは羽毛布団の場合、
お布団の中綿を取り出して洗浄を行い、ほぐしてフワフワにします。
生地は新しいものを用意して再度中綿を詰めなおし、
リフォームすることを言います。
中綿が減っている場合や洗浄工程で廃棄せざるを得ない中綿は、
追加で詰め込まれます。
古くは江戸時代から行われている職人技だそうです。
昨今は機械技術の発達により、
昔より安価で質の高い打ち直しをしやすくなりました。
布団の打ち直しの効果は?
長年使っている布団は、
汗や皮脂汚れでかなり汚れが溜まっているはずです。
殺菌、乾燥の洗浄工程を得た中綿と新しい側生地により、
- ダニやカビの除去
- 皮脂汚れが落ちる
- ふっくら感が戻る
等の恩恵を受けられます。
打ち直しにかかる値段は?
打ち直しの値段は様々です。
中綿追加素材・側生地の選定・布団のサイズ等で
値段も変わってきます。
ざっくりですが
羽毛布団シングルなら2万円近くから
シングルの敷き布団なら1万円半ばからが、
相場のようです。
昔より安くなったとはいえ、値段もそこそこかかります。
家族分ともなるとかなりの金額なので、
布団の購入金額の30〜50%を目安に打ち直しを検討してみましょう。
羽毛布団や敷布団、
昨今はコインランドリーで洗濯ができます。
ふっくら仕上がり、
値段も1500円~2500円程で洗えるのでオススメですよ。
打ち直しの頻度と活用法について
布団の打ち直し時期
布団の打ち直しは明確な期間があるわけではないですが、
- 羽毛布団 10年前後
- 敷布団・掛け布団 5~7年前後となります。
上記はあくまで目安なので、
汗をかきやすかったりダニが心配な方は
少し短くても良いかもしれません。
ただし、打ち直しは限度があるので
頻繁に行いすぎると復活できないかもしれません。
打ち直しで別の製品に
もし、布団が余っているのに使い道がない場合、
打ち直し時に別の製品にしてもらうのも良いかもしれません。
全ての会社で行っているサービスではないと思いますが、
座布団に打ち直すサービス等
会社によって行われています。
布団のサイズを打ち直しで変えられることがあります。
身体の成長や、家族の人数構成に合わせ、
サイズ変更を検討してみてもよいと思います。
打ち直しが難しい布団
布団によっては打ち直しが出来ない場合があります。
折角お願いしようとしたのに、
断られると辛いですね。
下記は、打ち直し専門業者の方の
注意事項をピックアップしました。
布団を出す前の参考になればと思います。
- ポリエステル綿の掛けふとん
- シルク綿の掛け布団
- 麻綿を使用した布団
- 綿が固い敷布団
- 羊毛率の高い敷布団
- ウレタン系の布団
- キルティング加工(布団が裏表縫われているもの)
マトメ
布団の打ち直しは江戸時代から伝わるエコな技術です。
布団が古くなって捨てる前に、
考えてみても良いかもしれません。
長年使ってたまった汗や皮脂汚れ。
ダニ対策に一度検討してみましょう。