布団の干し時間や周期は?夏や冬どの位干すのが正解?
布団を干す時に考えるのが、
どの位の時間干すか?だと思います。
忙しい方だと朝出勤し
日が暮れてから取り込む方もいるはずです。
残念ながらその行動、
布団のダニを更に増殖させてるかもしれません。
ダニが増える理由、
布団を干すならどの位の時間と周期で干せばよいか解説します。
布団の干し時間や周期の目安
日光でダニは殺せない
布団を干すことで日光があたり、
ダニを死滅できると思ってる方も多いと思います。
ダニは、日光の光で死ぬことはありません。
熱でダニを殺せると思いがちですか、
50度の温度で1時間は生きられるそうです。
その上、ダニは環境が悪くなると布団の反対側に逃げてしまいます。
干すことで増殖を防ぐ
とはいえ、布団を干すことに意味がないわけではありません。
ダニは湿度が低いと増殖できません。
布団は午前9時頃から干し始めて、
午後3時頃まで布団の中の湿度が下がります。
夏場を基準に日光あてた側は、
30%近くまで湿度が下がるそうです。
布団は日中取り込みやすい日に干そう
湿度でダニの繁殖を抑える観点で考えた時、
こまめに布団を干すことでダニの増殖を抑えられます。
とはいえ15時までに布団を家に入れるのがベストだとすると、
社会人には難しいですね。
なので、布団の干し時間と回数オススメとしては、
毎週末:9:00~15:00と言うことになります。
夏と冬、ダニと言う観点から考えると、
上記の時間ずっと出しておきたいところです。
ただし、夏場は生地の日差しによるダメージが大きい季節。
そんな方の為に、
干す以外の方法を下記「手間がかけられない方に」に記載しています。
よければご参考ください。
途中で裏返そう
布団は日差しが当たっている面は良く乾くのですが、
裏面は湿度が下がりません。
なので、2時間毎に裏返すようにしましょう。
両面均等に乾かすことができます。
手間がかけられない方に
下記は、週末布団を干したくても忙しい、
継続的に干してダニの増殖を更に防ぎたい方にお勧めの方法になります。
布団の押し入れに墨袋を挟む
押し入れの湿度を下げることで、
ダニの繁殖を抑えることができます。
下の写真炭八という商品は押し入れの湿度を下げることができます。
写真のように挟みこむようにして、
使用します。
布団乾燥機
湿度を下げるなら、
布団乾燥機もオススメです。
寝起きの布団は湿度が70%以上になっている場合が多く、
ダニとしては最高の環境になっています。
布団乾燥機なら、
すぐに布団を乾燥することができます。
布団乾燥機も手軽に使用できるのですが、
継続的な使用がオススメです。
前述した、温度でダニを死滅させるには
50度以上あてる必要があります。
そのうえ、50度付近の温度だと1時間以上あてないと死滅しません。
なので、湿度を下げて増殖を防ぐ方法になるため、
継続的な使用が必要になります。
コインランドリーの乾燥機をしようする
コインランドリーの乾燥機もオススメです。
コインランドリーだと、
高温ガス乾燥機なのでしっかり中まで湿度を下げられます。
その上、70度以上の高温で滅菌できるので、
ダニを殺すことができます。
近くにコインランドリーがある方は
一度利用してみることをお勧めします。
マトメ
布団を干す時は、
毎週末 天気の良い日9:00~15:00を狙って干すようにしましょう。
それが、難しい場合は炭の使用、
布団乾燥機・コインランドリーもオススメです。
布団の干し時間を調整して、
なるべく良い布団ライフを送りましょう。