洗剤と柔軟剤の違い説明できる?使う時の注意点を解説
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洗剤と合わせて柔軟剤を使っている家庭は多いと思います。
普段何気なく使っている柔軟剤、
どうしてフワフワになるか分かりますか?
答えは、
シャンプーの後に使うリンスと同じで、
プラスの電荷を帯びているからです!
と言われても、
いまいちピンとこないはずです。
なので下記に簡単に分かるよう理由を解説しました。
合わせて、洗剤と柔軟剤を使う際の注意点も書いたので、
参考にして頂けると幸いです。
柔軟剤を使うとフワフワする理由
柔軟剤はプラスの電荷
先ずは、柔軟剤を使う事でなぜふわふわになるかを解説します。
柔軟剤に界面活性剤が入っています。
界面活性剤にも種類があり、
柔軟剤に入っているのはプラスの電荷を持った
カチオン系界面活性剤となります。
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衣類はマイナス電荷
衣類は基本マイナスの電荷を帯びています。
カチオン系界面活性剤はマイナスの電荷を帯びているため、
衣類表面にイラストのようにくっつきます。
![](https://coinlaundryhuwahuwa.site/wp-content/uploads/2022/12/534e4608f0cf7691c7a1479420654a77.png)
その際、界面活性剤には親水基と新油基という部分が同一方向に並びます。
![フワ子](https://coinlaundryhuwahuwa.site/wp-content/uploads/2022/08/F22E7924-8AFC-4631-B5D1-5B29BFC57C07.png)
ドレッシング等が分かりやすいですが。、
親水基と新油基によって油と水を混ぜる事ができるよ。
表面をコーティング
同一方向にならんだカチオン系界面活性剤は、
洗濯する事で細かい毛束がバラバラになった衣類の表面を整えてくれます。
これにより、フワフワの衣類に仕上がるわけですね。
柔軟剤の前に入れる洗剤はマイナス電荷の
アニオン系界面活性剤が入っている事があります。
これは、汚れがプラスの電荷を帯びている為、
マイナス電荷の洗剤で包みこむことで汚れを落とす仕組みになります。
シャンプーとリンスも同じ
シャンプーとリンスも同じ仕組みになっています。
シャンプー・リンスとも界面活性剤が入っている事が多いはずです。
シャンプーはマイナス電荷のアニオン系界面活性剤で汚れを落とします。
リンスはダメージを受けたキューティクルの間に、
マイナス電荷のカチオン系界面活性剤でコーティングします。
合わせてリンスはカチオン系界面活性剤に油分も加えることで、
サラサラに特化した仕様となる製品も多いはずです。
柔軟剤・洗剤を使う際の注意点
混ぜると効果半減
上記の説明をみて気づいた方も居られるかもしれません。
柔軟剤と洗剤はプラスとマイナス混ぜると効果が半減します。
最初から両方を投入しないようにしましょう。
合わせて、順番を逆にしても効果は半減します。
近頃は、柔軟剤成分入りの洗剤も増えてきました。
こちらの柔軟剤の成分はプラスの電荷を帯びない、
繊維のすべりをよくする鉱物等で代用しているようです。
香りは
柔軟剤と洗剤は香りの相性があります。
折角キレイに洗えたのに、香りが強烈で嫌な思いをすると辛いですね。
洗剤と柔軟剤と洗剤を選ぶ際、
下記のポイントに注意しましょう。
- 同じメーカーで合わす
- 洗剤は無香料を選ぶ
- 同じ系統の香りを選ぶ
マトメ
洗剤と柔軟剤を使う際は混ぜて使わないよう注意しましょう。
合わせて、香りにも注意が必要です。
プラスの電荷を帯びている、
柔軟剤がマイナスの電荷を帯びている衣類にくっつくことで、
フワフワになると言う仕組み。
少しでもお役に立てれば幸いです。